小野垣　哲之助（オノガキ　テツノスケ）

全道展会員

1922　　岩内町生まれ
1934　　高等小学校在学中に木田金次郎の指導を受ける
1936　　この頃より木田金次郎に師事
1942　　道展で初入選
1947　　全道展で初入選
　　　　（‛54奨励賞、‛56札幌市教育長賞）
1950　　独立展で初入選
1953　　個展（岩内）、以後札幌で開催（約60回）
1954　　独立展会友
1956　　全道展会友
1959　　全道展会員
1972　　北海道秀作美術展出品
1986　　STV文化教室講師
2002　　木田金次郎「三人の門下生展」
　　　　（坪谷六郎、小野垣哲之助、青塚誠爾）
2007　　5月逝去

◆岩内に生まれた小野垣は小学生の頃から木田金次郎に
　絵の手ほどきを受け、高等小学校卒業後は木田との
　関わりの深い札幌の画材店・銀嶺荘に勤めた。
　その後、岩内に戻り再び木田に師事し、結婚後は札幌に移り、
　木田も創立会員であった全道展（全道美術協会）に入選し、
　1959年に会員となる。
　様々なモチーフを巧みに描く小野垣は、あえて木田の画風を
　避けてきたというが、木田から得た色彩感覚が制作の基礎に
　なっているという。